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RNA dynamics recording:RNAの運命を記録する

RNA dynamics recording: recording the fate of RNA
Kawata K, et al:Genome Res, 30:1481-1491, 2020
川田健太郎,秋光信佳
Kentaro Kawata/Nobuyoshi Akimitsu:Isotope Science Center, University of Tokyo(東京大学アイソトープ総合センター)
10.18958/6739-00003-0000684-00

遺伝子発現量は,転写やスプライシング,RNA分解など多段階の制御が協調的に作用した結果であることが知られている.われわれは複数の修飾核酸を利用して,RNA合成,プロセシング,RNA分解などをRNA分子自体に記録する技術“RNA dynamics recording”の開発をめざす.その一環として今回,2種類の修飾核酸を用いてRNAの合成と分解を同時に定量するDyrec-seqを開発した.

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