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特別対談 ウィズ・コロナ時代の先を見つめて:研究者をめざす若者がいまだから大事にしたいこと

対談:山極壽一×小林武彦(対談収録日:2020年11月17日)

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2020年に始まった新型コロナウイルスの蔓延により,大学・研究機関の教育や研究活動のシステムは一変しました.2021年1月現在,依然感染は拡大を続けており,今後もしばらくは「新型コロナウイルスと共に生きる」すなわち「ウィズ・コロナ」の時代が続くと思われます.そのようななかでも研究室の創造性を最大限高め,さらにそれを中長期的に持続させるために,今どのようなことを考えるべきでしょうか?
今回,京都大学前総長・日本学術会議前会長の山極壽一先生と,生命科学・医学研究者の立場からの聞き手として生物科学学会連合代表を務める小林武彦先生のお二人に議論いただきました.これまで研究の独創性を重んじた施策をされてきた山極先生が語る,新型コロナウイルスが社会に与えた影響と現在の研究・教育現場の課題,そしてウィズ・コロナ時代を生き抜くための心構えから,皆様のこれからの研究活動のヒントを見出していただけましたら幸いです.(編集部)

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