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急がば回れの研究術 楽しく長く研究者として生きるにはラボ新入生のあなたへ若手PIが贈る5つのエール

河野恵子
Keiko Kono:Membranology Unit, Okinawa Institute of Science and Technology Graduate University(沖縄科学技術大学院大学・膜生物学ユニット)
10.18958/6991-00002-0000071-00

2020年,COVID-19の流行により学び方や働き方は一変しました.オンラインツールの発展により,家にいながらミーティングができるようになるなど大きな便利さの向上もあった一方,人と人との有機的なつながりをもちにくくなってしまったと感じる方も少なくないのではないかと思います.特に,このような情勢で新たなコミュニティに属することになった新人にとっては,新たな人間関係を構築する機会も少なく有意義な情報をなかなか得ることができなくなっているのではないでしょうか.そこで本企画では,コロナ禍でラボに配属されることになった方に向け,研究生活で特に心がけるべきことは何か,将来のキャリアをどのように考えればいいのかといったメッセージを,研究室を主宰される若手PI5名の方に寄稿いただきました.本企画が学生をはじめとする若手研究者の皆さまにとって,より良い研究生活を送るための一助となれば幸いです.(実験医学編集部)

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