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アデニンヌクレオチド交換輸送体によるマイトファジー制御機構

The ADP/ATP translocase drives mitophagy independent of nucleotide exchange
Hoshino A, et al:Nature, 575:375-379, 2019
星野 温,Zoltan Arany
Atsushi Hoshino1)2)/Zoltan Arany1):Department of Medicine, Cardiovascular Institute, Perelman School of Medicine, University of Pennsylvania1)/Department of Cardiovascular Medicine, Graduate School of Medical Science, Kyoto Prefectural University of Medicine2)(ペンシルバニア大学医学部心臓血管研究所1)/京都府立医科大学大学院研究科循環器内科学2)
10.18958/6503-00003-0000862-00

CRISPRライブラリを用いた順遺伝学的スクリーニングによりマイトファジーの詳細なメカニズムを解明し,アデニンヌクレオチド交換輸送体(ANT)がその輸送機能とは独立し,TIM23の調節を介してマイトファジーの制御を行い,一部のANT1遺伝子異常で認めるミオパチーはマイトファジー不全と関連していることを発見した.

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