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【スマホで読める実験医学】脳転移性がん細胞由来エクソソーム中のタンパク質CEMIPはがん脳転移を促進する
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脳転移性がん細胞由来エクソソーム中のタンパク質CEMIPはがん脳転移を促進する
Tumour exosomal CEMIP protein promotes cancer cell colonization in brain metastasis
Gonçalo Rodrigues, Ayuko Hoshino, et al：Nat Cell Biol, 21：1403-1412, 2019
Kei Sugiura1）/Ayako Hashimoto2）/Ayuko Hoshino3）：Laboratory of Molecular Biology, Graduate School of Pharmaceutical Sciences, The University of Tokyo1）/ Graduate School of Medicine, The University of Tokyo2）/ International Research Center for Neurointelligence（IRCN），The University of Tokyo Institutes for Advanced Study3）（東京大学薬学系研究科分子生物学教室1）/東京大学大学院医学系研究科2）/東京大学ニューロインテリジェンス国際研究機構3））
10.18958/6571-00003-0000908-00
エクソソームはすべての細胞が放出している細胞間コミュニケーションにかかわる小胞であり，近年その働きに注目が集まっている．今回われわれは，脳転移性がん細胞が放出するエクソソームに含まれるCEMIPというタンパク質が脳内微小環境を変化させ，がん脳転移において大きな役割を果たすという新たな脳転移のメカニズムを解明した．
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