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遺伝研スーパーコンピューターシステムの利用方法

How to use the National Institute of Genetics (NIG) supercomputer system
小笠原 理,丹生智也
Osamu Ogasawara/Tomoya Tanjo:Bioinformation and DDBJ Center, National Institute of Genetics(国立遺伝学研究所生命情報・DDBJセンター)
10.18958/6987-00001-0000093-00

遺伝研スパコンは大規模ゲノム解析用に設計されたスパコンであり,2019年3月に稼働開始した現在の遺伝研スパコン(第5期)は,基本的にはこれまでの構成を踏襲する一方,個人ゲノム解析のための専用区画が整備された.使い方は典型的なLinuxクラスタ計算機と変わらないため,使いはじめるまでの技術的な障壁も低くなっている.基本的な利用方法に加え,データ共有サービスや多様な解析環境の構築のためのLinuxコンテナシステム(Singularity)の使い方を紹介する.

遺伝研スパコン,個人ゲノム,データ共有,Linuxコンテナ,ワークフローエンジン

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