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アデノシン三リン酸

あでのしんさんりんさん

核酸の構成塩基の1つであるアデニンと,リボースが結合したアデノシンに,3つのリン酸が結合した分子である.地球上のすべての動物,植物,微生物が利用しており,生体内では筋肉の収縮や光合成など幅広い生命現象に用いられる,生命にとって基本的かつ普遍的なエネルギー分子である.(実験医学増刊422より)

あなたのラボから薬を生み出す アカデミア創薬の実践

All JAPAN体制の先端技術支援を利用した創薬の最前線

善光龍哉,辻川和丈/編

すべての生物の細胞内に存在するエネルギー分子.ADP(アデノシン二リン酸)とリン酸(無機リン酸)を原料として合成され,必要に応じて,細胞の増殖・筋肉の収縮・代謝過程などにエネルギーを供給するため再びADPとリン酸に分解される.(実験医学増刊402より)

健康寿命の鍵を握る骨格筋

代謝・内分泌を介した全身性制御の分子基盤から運動による抗老化まで

藤井宣晴/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです