実験医学 キーワード集 検索へ行くボタン

キメラ形成能

きめらけいせいのう

ドナー細胞がホスト動物の個体形成へ寄与できる性質のこと.マウスにおいては,この性質の有無により多能性幹細胞をナイーブ型とプライム型へ判別できる.ナイーブ型マウス多能性幹細胞は着床前胚に取り込まれ,キメラマウスを形成する.すなわちキメラ形成能を有し,遺伝子改変動物の作出に利用されている.(実験医学2021年11月号より)

多能性幹細胞を用いた着床期ヒト胚モデルの構築実験医学2021年11月号

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです