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バイオマテリアル

ばいおまてりある

生体応用を目的に開発された,人工材料.開発初期は組織反応が少ないことが開発の主眼におかれたが,現在では生体との反応をポジティブ利用し積極的な組織再生を試みる方針にかわりつつある.動物から抽出された原料をもとに人工材料をつくる場合,生物バイオマテリアルと化学合成される非生物バイオマテリアルがある.コラーゲン繊維,キチン膜,牛骨などは前者に属する.水酸化アパタイト人工骨,ポリ乳酸などは後者に属する.最近,バイオマテリアルを介した狂牛病,ヤコブ病の感染が問題になっており,バイオマテリアルに対する警戒感が強まっている.

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

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