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炎症性サイトカイン

えんしょうせいさいとかいん

生体内における様々な炎症症状を引き起こす原因因子として関与するIL-1やIL-6,TNF-αなどのサイトカインを炎症性サイトカインと称する.一方,IL-10やTGF-βのように炎症症状を抑制する働きをもつサイトカインを総称して抗炎症性サイトカインと呼んでいる.このような炎症性サイトカインと抗炎症性サイトカインのバランスが崩れると,自己免疫疾患などの疾患を引き起こすことが知られている.

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです