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連鎖不平衡

れんさふへいこう

ゲノム上の近接した2つ以上のSNPなどの多型マーカー(本稿においては特定のHLAアレルまたはKIRアレル)間において,ランダムではない組換えにより複数の多型が連鎖して観察される状態.連鎖不平衡状態にあるゲノム領域では特定の多型の組合わせ(ハプロタイプ)が集団内で有意に高い頻度で認められる.(実験医学増刊417より)

ポストGWAS時代の遺伝統計学

オミクス解析と機械学習でヒト疾患を俯瞰する

岡田随象/編

集団において,複数の遺伝子座の遺伝子多型の間にランダムでない相関がみられること.(実験医学増刊417より)

ポストGWAS時代の遺伝統計学

オミクス解析と機械学習でヒト疾患を俯瞰する

岡田随象/編

親から子へ遺伝情報が遺伝する際に,染色体の組換えが生じ,世代を経るごとに組換えの影響でアレル間の相関は減少するが,組換えの影響を受けない領域が存在し,その部分のアレルは強い相関を示す.特に,対象集団における共通祖先に由来するハプロタイプで連鎖不平衡の状態にあることが多く,集団特異的である.(実験医学増刊417より)

ポストGWAS時代の遺伝統計学

オミクス解析と機械学習でヒト疾患を俯瞰する

岡田随象/編

集団において,複数の遺伝子座の対立遺伝子または遺伝子多型などのマーカーの間にランダムでない相関がみられる,すなわちそれらの特定の組合せ(ハプロタイプ)の頻度が有意に高くなる現象を連鎖不平衡という.(実験医学増刊417より)

ポストGWAS時代の遺伝統計学

オミクス解析と機械学習でヒト疾患を俯瞰する

岡田随象/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです