蛋白尿とは尿中にタンパク質が検出された状態を指す．蛋白尿は，原因疾患を問わず腎障害の重要なマーカーとして一般的に使用されている．蛋白尿の成分の一つにアルブミンがあり，糖尿病患者においては蛋白尿を認めない場合でも微量アルブミン尿を認める場合がある．多くの研究からアルブミン尿は末期腎不全，および心血管疾患の危険因子であることが明らかになっている．（実験医学2022年5月号より）
腎疾患とエピジェネティクス実験医学2022年5月号解説は発行当時の掲載内容に基づくものです
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