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クライオ電子顕微鏡

くらいおでんしけんびきょう

液体窒素(-196℃)冷却下でタンパク質などの生体分子に対して電子線を照射し,試料の観察を行うための装置.タンパク質の立体構造を高分解能で決定する手法として,検出器などにおいて目覚ましい技術革新を遂げており,2017年に,その開発に貢献した海外の研究者3名にノーベル化学賞が贈られた.(実験医学増刊385より)

イメージング時代の構造生命科学

細胞の動態、膜のないオルガネラ、分子の構造変化をトランススケールに観る

田中啓二,若槻壮市/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです