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ホーミング

ほーみんぐ

末梢から移植された幹細胞がニッチに到達する現象.ニッチからサイトカインや接着因子などの誘導シグナルが供給されることと,幹細胞側で誘導シグナル感受機構が作動することの双方がホーミングには必要である.例えば骨髄では低酸素環境を造血幹細胞が感知することが重要なホーミング機構と考えられる.ホーミングが成立してはじめて幹細胞はニッチにおいて分化細胞産生が可能になる.(実験医学増刊332より)

再生医療2015 幹細胞と疾患iPS細胞の研究最前線

飛躍する基礎研究 加速する臨床への挑戦

岡野栄之,山中伸弥/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです