この記事は有料記事です
（残り約9,900文字）
-
【スマホで読める実験医学】粘膜免疫と微生物が介在する臓器間ネットワークと疾患 消化器疾患を中心に
550円
550円
粘膜免疫と微生物が介在する臓器間ネットワークと疾患消化器疾患を中心に
The systemic organ interactions via the interplay between mucosal immunity and microorganisms in the development of human diseases
Sho Kitamoto1）/Nobuhiko Kamada 1）2）：Microbiology and Immunology Laboratory, The WPI Immunology Frontier Research Center（IFReC），Osaka University1）/Department of Internal Medicine, University of Michigan Medical School2）（大阪大学免疫学フロンティア研究センター免疫微生物学1）/ミシガン大学医学部消化器内科2））
10.18958/7281-00001-0000482-00
近年，ヒトの恒常性の維持と破綻に「粘膜免疫」と「微生物叢」との間に繰り広げられる複雑な相互作用が重要な役割を担っていることがしだいに明らかとなってきている．本稿では，爆発的な速さで研究が進む「粘膜免疫と微生物が介在する臓器間ネットワークと全身疾患への影響」に焦点をあて，特に消化管を中心に免疫微生物学的観点からみた臓器間ネットワーク研究について最新の知見を交えて概説する．
臓器連関，粘膜免疫，微生物叢，消化器疾患
関連コンテンツ
