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【スマホで読める実験医学】食事による腸管粘膜免疫の制御と代謝疾患
550円
肥満糖尿病の病態基盤であるインスリン抵抗性発症機序として,腸管粘膜免疫の役割が注目を集めている.通常の腸管粘膜には抗炎症性の免疫細胞が豊富だが,肥満状態ではそれらは炎症性にシフトする.その刺激として一番有名なのが高脂肪食であったが,近年になって高ショ糖が腸管免疫の恒常性を破綻させる可能性がわかってきた.本稿では,食事による腸管免疫の制御により代謝疾患が治療できるのか,その可能性について最新の知見をまとめて紹介する.
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