この記事は有料記事です
（残り約9,800文字）
-
【スマホで読める実験医学】口腔粘膜免疫を構成するユニークな環境 Th17細胞と好中球
550円
550円
口腔粘膜免疫を構成するユニークな環境Th17細胞と好中球
Oral mucosal immunology, its unique environment with Th17 and neutrophils
Tomoko Ikeuchi 1）/Tetsuhiro Kajikawa 2）：Oral Immunology and Inflammation Section, National Institute of Dental and Craniofacial Research, National Institutes of Health1）/Periodontology and Endodontology, Tohoku University Graduate School of Dentistry 2）（米国国立衛生研究所国立歯学顎顔面研究所口腔炎症免疫講座1）/東北大学大学院歯学研究科エコロジー歯学講座歯内歯周治療学分野2））
10.18958/7281-00001-0000484-00
口腔は病原体（細菌，ウイルスなど）や急激な温度変化，咀嚼による衝撃，唾液成分，食物等，刻一刻と変わる状況の変化に常に晒されている．また，口腔粘膜はマイクロバイオーム，骨吸収のクロストークがあるユニークな組織でもある．本稿では，口腔組織の紹介とともに，代表的な口腔粘膜疾患の1つである歯周病に焦点をあて，口腔粘膜炎症のコントロールを担っているヘルパーT17細胞（Th17）と好中球について紹介する．
口腔粘膜，マイクロバイオーム，Th17，好中球，歯周病
スマホで読める実験医学とは
