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寛解

かんかい

白血病では,診断時に通常1012個もの白血病細胞が存在しているが,その白血病細胞が1010個以下に減少して,正常の白血球や血小板,赤血球が回復してくる状態を寛解という.その後正常な造血が回復し,骨髄中の芽球が5%未満となり,末梢血・骨髄が正常化することにより白血病に基づく症状や所見が消失した状態を完全寛解という.

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです