胆汁酸
たんじゅうさん
哺乳類の胆汁中に多量に含まれるステロール誘導体の総称.グリシンやタウリンなどのアミノ酸により抱合を受けた形で多く存在する.食物中の脂質をミセル化することにより,リパーゼ類による消化,腸管上皮からの吸収を容易にする機能を有することが古典的に知られるが,血液中にも微量に存在しエネルギー消費を増やす作用などが近年報告されている.(実験医学増刊315より)
臓器円環による生体恒常性のダイナミクス
神経・免疫・循環・内分泌系の連関による維持,ライフステージに応じた変容と破綻
解説は発行当時の掲載内容に基づくものです
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