実験医学 キーワード集 検索へ行くボタン

親電子性物質

しんでんしせいぶっしつ

π電子のように分子内を自由に移動できる電子が存在する場合,電子が分子内で電子親和度の高い元素に引き寄せられる結果,電子が不足がちになる部分の存在する物質のこと.生体には,チオール基をはじめとする電子に富んだ部位を有する生体分子が多数存在することから,しばしば生体分子に対して付加反応を起こし,生体分子の機能を障害する(実験医学増刊3415より)

遺伝子制御の新たな主役 栄養シグナル

糖、脂質、アミノ酸による転写調節・生体恒常性機構と疾患をつなぐニュートリゲノミクス

矢作直也/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです