抗原の長期的な曝露によって,T細胞上にPD-1,CTLA-4,TIM-3などさまざまな共抑制分子(後述)が誘導される結果,T細胞が機能不全状態に陥ること.慢性感染症やがんの際に,T細胞の不応答性が誘導される原因と考えられている.(実験医学増刊3112より)
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腫瘍免疫学とがん免疫療法
がんの進展・排除を司る免疫システムと逃避するがん―その制御による新たながん治療
解説は発行当時の掲載内容に基づくものです
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