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CRISPR/Cas9

CRISPR/Cas9

ゲノム編集技術の一方法で,遺伝子特異的なノックアウト,特定の部位への塩基配列挿入(ノックイン)を行える.ヒトT細胞では主にCas9タンパク質とガイドRNAの複合体を電気穿孔法により導入することで,効率的な編集を行える.(実験医学2022年10月号より)

難治がんに対する養子免疫療法実験医学2022年10月号

Cas9というDNA分解酵素とCas9を標的遺伝子に誘導するガイドRNAを細胞に導入して標的DNAを切断し,細胞のもつ自己修復機能を利用して遺伝子のノックアウトやノックインを行うゲノム編集手法.(実験医学増刊3912より)

がん微小環境に1細胞レベルで挑む

技術革新で見えてきた腫瘍内の細胞と免疫応答の多様性、がん悪性化・治療抵抗性の鍵

藤田直也/編

もともと古細菌が外来ヌクレオチドからの防御機構としてもっているCRISPR/Casシステムを応用した遺伝子改変のシステム.特定の配列(PAM配列)を認識するガイドRNAとCas9の複合体を用いて,遺伝子の任意の配列を切断し,新たな配列を挿入したりすることで,従来の方法と比較して遺伝子のノックアウト,ノックインを効率よく行うことができる.(実験医学増刊375より)

心不全のサイエンス

治療法開発をめざして心臓の謎を解く

坂田泰史/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです