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GAL4/UAS

遺伝子の発現や機能を調べるために,キイロショウジョウバエをはじめとするモデル生物で使用されている遺伝子操作システム.酵母由来の転写因子であるGAL4がUAS(upstream activation sequence)配列に結合することで,UAS下流に位置する遺伝子の発現が誘導される.組織や細胞種特異的な(内在)遺伝子のプロモーターを用いてGAL4を発現させることで,組織や細胞種特異的な(レポーター遺伝子など)各種遺伝子の強制発現,ノックダウン,ノックアウトなどが可能になる.(実験医学増刊407より)

栄養・代謝物シグナルと食品機能

転写、エピゲノムの制御から代謝性疾患の治療・予防に向けて

亀井康富/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです