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ショウジョウバエをモデルとした希少疾患へのアプローチあえての「脱マウス」 今どきの疾患モデルの選択肢

齋藤都暁
Kuniaki Saito:Invertebrate Genetics Laboratory, Department of Chromosome Science, National Institute of Genetics, Research Organization of Information and Systems(情報・システム研究機構国立遺伝学研究所遺伝メカニズム研究系無脊椎動物遺伝研究室)
10.18958/6633-00002-0000962-00

次世代シークエンサーの進展は医学研究,特に疾患遺伝子研究を大きく変革させてきた.これまでのペースとは異なるスピードで遺伝性疾患の原因遺伝子が同定され,マウスを用いたin vivoでの機能解析は追いつかない状況となった.そこで効率よく疾患遺伝子の機能解析を行うべく小動物を用いてin vivo解析を行うJ-RDMMネットワークが開始されている.本特集ではプロジェクトの概要を紹介したい.(企画/井ノ上逸朗)

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