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ゼブラフィッシュを用いたヒト疾患研究あえての「脱マウス」 今どきの疾患モデルの選択肢

川上浩一
Koichi Kawakami:Laboratory of Molecular and Developmental Biology, National Institute of Genetics(国立遺伝学研究所発生遺伝学研究室)
10.18958/6633-00002-0000961-00

次世代シークエンサーの進展は医学研究,特に疾患遺伝子研究を大きく変革させてきた.これまでのペースとは異なるスピードで遺伝性疾患の原因遺伝子が同定され,マウスを用いたin vivoでの機能解析は追いつかない状況となった.そこで効率よく疾患遺伝子の機能解析を行うべく小動物を用いてin vivo解析を行うJ-RDMMネットワークが開始されている.本特集ではプロジェクトの概要を紹介したい.(企画/井ノ上逸朗)

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