実験医学 キーワード集 検索へ行くボタン

ゲノムワイドに核内の全クロマチン間相互作用を検出する,染色体構造捕獲法の1つ.細胞核を固定,制限酵素処理をした後に,核内空間で近傍にあるDNA同士を結合させて,その融合部分を次世代シークエンスで検出する.(実験医学増刊4215より)

“情報”から“マテリアル”へ ノンコーディングRNA研究

機能分子としてのRNAを見つけ、知り、創薬に使う新時代

中川真一,廣瀬哲郎,松本有樹修/編

3C(chromosome conformation capture)技術の発展形.3Cは,分子の架橋→ゲノムDNAの切断→ライゲーションの手順により核内で近かったDNA領域同士が繋がった断片を得て,シークエンシングによってコンタクトマップを作成する.(実験医学増刊4012より)

セントラルドグマの新常識

転写・翻訳の驚きの新機構と再定義されるDNA・RNA・タンパク質の世界

田口英樹,小林武彦,稲田利文/編

in vivoでループ構造を構成するなどして三次元的に近接しているDNA配列同士を同定する方法.これにより,ゲノムの高次構造を推定することができる.領域特異的な解析方法もあるが,本稿ではNGSを用いたゲノムワイド解析を指す.(実験医学2021年4月号より)

減数分裂後精子形成期における父性エピゲノムの確立実験医学2021年4月号

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

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