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NF-κBはRelA(p65),RelB,c-Rel,NF-κB1(p105/p50),NF-κB2(p100/p52)からなる転写因子群の総称であり,Relホモロジードメインを共通としてもつ.ホモあるいはヘテロ二量体を形成して存在する.通常NF-κBは,阻害分子と会合しているため不活型として細胞質内に存在するが,IL-1やTNFαなどのサイトカイン刺激により阻害分子が分解されると,速やかに核移行し標的遺伝子の発現を誘導する.(実験医学2012年3月号より)

死細胞による生体恒常性の維持機構

非アポトーシス経路の最新知見と細胞死からはじまる増殖・炎症・免疫応答のメカニズム

米原 伸,中野裕康/企画

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

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