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P因子

Pいんし

ショウジョウバエのDNA型転移因子で,染色体に挿入する際に必要なトランスポザーゼ酵素のほか,抑制タンパク質を合成する遺伝情報をもっており,生殖細胞でのみトランスポザーゼが活性化される特徴をもつ.交配によりP因子の挿入による突然変異体を得ることができるためゲノム機能の解析に使われる.(実験医学増刊317より)

生命分子を統合するRNAーその秘められた役割と制御機構

分子進化・サイレンシング・non-coding RNA からRNA 修飾・編集・RNA―タンパク質間相互作用まで

塩見春彦,稲田利文,泊 幸秀,廣瀬哲郎/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです