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SCF複合体

SCFふくごうたい

βTRCP,SKP1,CUL1などのタンパク質から成る複合体で,結合標的タンパク質をユビキチン化し,プロテアソームによる分解を誘導する.結合標的タンパク質はリン酸化されたセリン残基を含む独特の配列(DSGxxS)をもつことが多く,マウスのRegnase-1の場合は435番目と439番目のセリンがリン酸化されることでSCF複合体と結合する.(実験医学増刊4012より)

セントラルドグマの新常識

転写・翻訳の驚きの新機構と再定義されるDNA・RNA・タンパク質の世界

田口英樹,小林武彦,稲田利文/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです