MLST(multi-locus sequence typing)により菌株ごとの複数の遺伝子配列の違いにより菌株のクローンを区別するための分類.菌自身の生育に必要な遺伝子(housekeeping gene)領域はもともと変異が少ないため,その領域の塩基配列を分析することで菌株の起源がわかる.世界規模で感染経路を追うことができる.(実験医学増刊3317より)
感染症 いま何が起きているのか 基礎研究、臨床から国際支援まで
新型インフルエンザ、MERS、エボラ出血熱…エキスパートが語る感染症の最前線
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