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T細胞受容体は,多様な抗原に対応するために遺伝子再構成によって膨大なバリエーションを獲得する.TCRα(γ)鎖とβ(δ)鎖をコードする遺伝子の断片をランダムに結合することによって,その組合わせと接合部の配列によって,抗原特異性が決定される.(実験医学増刊4212より)

ヒト疾患と免疫細胞サブセット

解像度をあげて見えてきた病態を規定する疾患のキープレーヤーと治療戦略

上野英樹,吉富啓之,熊ノ郷 淳/編

CD3と複合体を構成し,T細胞上に発現される.抗原特異的領域がMHCの提示するペプチドに応答することにより,T細胞活性化および増殖シグナルを伝達する.(実験医学増刊382より)

いま、本格化する 遺伝子治療

遺伝性疾患・がんと戦う新たな一手

小澤敬也/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです