実験医学 キーワード集 検索へ行くボタン

ZGA

着床前の初期胚は母性因子であるmRNAやタンパク質(maternal factor)を多く受け継いでおり,この母性因子によって発生制御が開始する.発生に伴い母性因子は減少し,胚性遺伝子の活性化へと切り替わる.この現象をZGAという.マウス,ハムスターでは2細胞期,ヒト,ブタでは4細胞期,ウシ,ヒツジでは8細胞期であるといわれている.(実験医学増刊302より)

in vivo実験医学によるヒト疾患解明の最前線

生体イメージングとモデル動物を用いた研究戦略と臨床応用

御子柴克彦/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです