ZGA
着床前の初期胚は母性因子であるmRNAやタンパク質(maternal factor)を多く受け継いでおり,この母性因子によって発生制御が開始する.発生に伴い母性因子は減少し,胚性遺伝子の活性化へと切り替わる.この現象をZGAという.マウス,ハムスターでは2細胞期,ヒト,ブタでは4細胞期,ウシ,ヒツジでは8細胞期であるといわれている.(実験医学増刊302より)
in vivo実験医学によるヒト疾患解明の最前線
生体イメージングとモデル動物を用いた研究戦略と臨床応用
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