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アディポサイトカイン

あでぃぽさいとかいん

脂肪細胞から分泌される生理活性物質の総称.アディポカイン(adipokine)ともいう.アディポサイトカインの多くは脂肪細胞に蓄積される中性脂肪の量によって分泌動態が変化する.糖・脂質代謝や心血管系の調節因子としての作用が知られており,アディポサイトカインの分泌や感受性の異常が肥満症やメタボリックシンドロームの病態形成に関与していると考えられている.(実験医学増刊3120より)

老化・寿命のサイエンス

分子・細胞・組織・個体レベルでの制御メカニズムの解明 個体老化と寿命はコントロールできるのか?

今井眞一郎,吉野 純/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです