アミロイド
あみろいど
おもにβシート構造からなる線維状のタンパク質凝集体.規則正しい構造を基にした鋳型依存的な自身の構造の伸長反応(セルフ・シーディング反応)を特徴とする.アルツハイマー病やプリオン病をはじめ多くの神経変性疾患の患者脳では原因タンパク質のアミロイド沈着が認められるが,アミロイドかその前駆体のオリゴマーのどちらが細胞毒性が高いかは議論がわかれている.(実験医学2021年6月号より)
タンパク質の凝集化がかかわる精神障害の発現機構実験医学2021年6月号解説は発行当時の掲載内容に基づくものです
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