エピジェネティック制御

えぴじぇねてぃっくせいぎょ

エピジェネティックな制御は,DNAの塩基配列を変えずに遺伝子の発現を調節するしくみのことである.DNAメチル化やヒストン修飾,クロマチン構造の変化,非コードRNAによる制御などがエピジェネティックな制御に含まれる.エピゲノムは,可逆的な調節が可能なため,治療法のターゲットとしても期待されている.(実験医学増刊435より)

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武田伸一/編

DNAの塩基配列の変化を伴わずに遺伝子の働きを制御する機構.DNAのメチル化やヌクレオソームを形成するヒストンのメチル化やアセチル化などの化学修飾が例として挙げられる.(実験医学増刊4215より)

“情報”から“マテリアル”へ ノンコーディングRNA研究

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DNA配列の変化を伴わずに細胞あるいは個体表現型の変化をもたらしかつ世代を超えて継承される現象,エピジェネティクスに関する制御.具体的にはDNAのメチル化,ヒストン修飾(アセチル化,メチル化他),ノンコーディングRNA,クロマチン高次構造などが含まれる.(実験医学増刊4012より)

セントラルドグマの新常識

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解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです

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