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カヘキシア

かへきしあ

がんや慢性疾患などの消耗性疾患が原因となり,食欲不振と代謝調節機構の障害による重度の骨格筋の萎縮と臓器の機能不全の病態を示す,複合的なメタボリック症候群のことをいう.悪液質と同義語であり,カヘキシアを有する多くの患者はサルコペニアを伴うが,サルコペニアに必ずカヘキシアが伴うとは考えられていない.(実験医学2014年6月号より)

代謝の主役に踊り出た 骨格筋ワールド

最大の代謝・内分泌器官が制御する全身性メカニズム

藤井宣晴/企画

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです