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カーボンナノチューブ

かーぼんなのちゅーぶ

炭素原子のみからなるナノスケールのチューブ状構造物.1991年に当時NEC社に所属していた飯島澄男がその構造をNature誌に報告した.単層のものと,バームクーヘンのような多層のものがある.その直径は数ナノメートルから数百ナノメートルである.高い導電性・耐久性・熱伝導性により付加価値の高い商品に使用されている.リチウム電子電極,液晶フィルム,高耐久性ゴムなどがその一部である.(実験医学2020年7月号より)

アスベスト・繊維性ナノ物質による発がんメカニズム実験医学2020年7月号

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです