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サイトメガロウイルス

さいとめがろういるす

ヘルペスウイルスの一種であり,どこにでも存在するありふれたウイルス.唾液や尿,血液などの体液を介して感染する.多くの場合,感染後は症状を呈さない状態で体内に潜伏(不顕性感染)し,免疫機能の低下により再活性化し,呼吸器症状や消化器症状,発熱,関節痛などを引き起こすことがあるウイルス.(実験医学2022年2月号より)

加齢関連疾患と免疫老化実験医学2022年2月号

ヘルペスウイルスの一種であるサイトメガロウイルスは,2本鎖DNAウイルスである.唾液,尿や血液などを介して感染する.主に幼少時に感染し,臨床的な症状を示さない不顕性感染であることが多い.一度感染すると,生涯にわたり宿主に潜伏感染する.免疫機能が正常であれば,増殖は抑制されるが,免疫機能が低下または医療的に抑制されている場合,感染や再活性化によって重篤な病態を引き起こす.(実験医学2020年12月号より)

グルタミン代謝によるT細胞老化のエピジェネティック制御とがん免疫実験医学2020年12月号

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです