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パーキンソン病

ぱーきんそんびょう

静止時振戦,筋固縮,無動,姿勢保持反射障害などの主要症候を発現する進行性神経変性疾患.黒質・線条体ドーパミン神経変性により,アセチルコリン神経機能とのアンバランスが起こり,先の症候が発現する.典型的な病理組織学的変化として,神経細胞やその突起の一部にα-synucleinなどのタンパク質凝集体のLewy小体が認められる.多くの症例は孤発性であるが,遺伝発症の場合には,その病因遺伝子がいくつか同定されている.(実験医学増刊265より)

再生医療へ進む最先端の幹細胞研究

注目のiPS・ES・間葉系幹細胞などの分化・誘導の基礎と,各種疾患への臨床応用

山中伸弥,中内啓光/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです