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ベージュ脂肪細胞

べーじゅしぼうさいぼう

ベージュ脂肪細胞は熱産生とエネルギー消費にかかわり,肥満・生活習慣病の治療標的として着目される.寒冷刺激により,皮下白色脂肪組織で誘導される.誘導機構は,脂肪前駆細胞からの新たな細胞分化,白色脂肪細胞からの分化転換がある.一方,生まれつき存在し,ベージュ脂肪細胞同様に熱産生とエネルギー消費にかかわる褐色脂肪細胞は,細胞起源や分化制御機構がベージュ脂肪細胞とは異なる部分も多い. (実験医学増刊4115より)

マルチオミクス データ駆動時代の疾患研究

がん、老化、生活習慣病 最新のオミクス統合で挑む標的探索と病態解明

大澤 毅/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです