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中内胚葉

ちゅうないはいよう

発生初期に,胚が3つの胚葉(germ layer),すなわち外,中,内胚葉に分化することは一般的な考え方である.ただ,線虫やゼブラフィッシュにおける内胚葉発生は,まず始めに中内胚葉(Mesendoderm)として生じることが明らかとなった.マウスにおいては,Lawsonらによって作製されたエピブラスト細胞の運命地図や,Kinderらの移植実験によりEGO,MGOが中・内胚葉への二分化能をもつ細胞を含んでいる可能性が示唆されている.(バイオテクノロジージャーナル55より)

ES細胞を制御する最新テクニック

岡野栄之,丹羽仁史/企画

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです