偽陽性

ぎようせい

ハイスループットスクリーニングでは,高速で微量なサンプルの分注,混合,検出などを行うため,わずかな機器の調整の狂いや,用いたチップの変形などで本来は活性がないにもかかわらず,活性があるように反応したものが偽陽性となる.逆の偽陰性(本来は活性があるにもかかわらず不活性と判断される)も発生していることが多い.偽陽性化合物の場合はセカンドスクリーニングで再現性と濃度依存性などを調べることで除去できる.(実験医学増刊322より)

研究成果を薬につなげる アカデミア創薬の戦略と実例

長野哲雄/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです

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