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免疫特権

めんえきとっけん

全身の免疫系から隔絶されている,臓器内で自己制御されているなどの理由により免疫応答や炎症反応などが起こりにくい性質のこと.免疫特権があると臓器移植の際に拒絶反応が起こりにくいことから移植成功率が高いとされる.脳,眼(角膜),毛髪,精巣,母親の子宮内の胎児などに免疫特権があると考えられている.(実験医学2013年9月号より)

Neurovascular Unit 神経-血管-グリアのユニットが脳と体を支配する

荒井 健/企画

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです