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多発性硬化症

たはつせいこうかしょう

指定難病.脳や脊髄,視神経のさまざまな部位で炎症が誘導され,髄鞘の脱落が生じる自己免疫疾患.傷害された部位に応じて,視力障害,感覚機能障害,運動機能障害などの神経症状を呈し,症状の改善にあたり髄鞘の修復が必要となる.(実験医学増刊3915より)

神経免疫 メカニズムと疾患

神経系と免疫系を結ぶ分子機構の解明からバイオマーカー・治療標的の探索まで

山村 隆/編

神経細胞を取り巻く髄鞘が免疫反応によって破壊されるために生じる中枢神経の自己免疫疾患.時間的・空間的に炎症病変(硬化巣)が多発し,多様な神経症状を呈する.髄鞘の構成タンパク質を特異的に認識するTリンパ球が病態の形成に重要な役割を果たしている.(実験医学増刊3915より)

神経免疫 メカニズムと疾患

神経系と免疫系を結ぶ分子機構の解明からバイオマーカー・治療標的の探索まで

山村 隆/編

イオンの質量を電場や磁場における運動性の変化を利用して精密に計測する装置.質量分析の原理として四重極型(quadrupole),飛行時間型(time of flight:TOF),フーリエ変換(FFT)型などがある.複数の原理を組合わせた装置をハイブリッド型質量分析計あるいはタンデム質量分析計とよぶ.(実験医学2019年11月号より)

質量分析による未開拓プロテオームの探索実験医学2019年11月号

中枢神経系の自己免疫疾患の一つで,視覚障害,運動障害や排尿障害などが現れる.多くの患者は再発と寛解をくり返し,痛みを伴うことが多い.(実験医学2019年5月号より)

運動による炎症状態の変化実験医学2019年5月号

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです