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接触性皮膚炎

せっしょくせいひふえん

皮膚に接触した何らかの物質により惹起される皮膚炎.アレルギー性CD(allergic CD, ACD)と一次的刺激性CD(primary irritant CD, ICD)に大別される.ACD:感作反応と惹起反応からなる二相性の皮膚炎反応.感作反応は抗原提示細胞がT細胞に外来抗原を提示する.ICD:T細胞やB細胞を必要としない反応である.物質そのものが有する特性により,角層や表皮細胞が傷害される.界面活性剤や有機溶媒が代表的原因.(実験医学増刊4117より)

治療標的がみえてきた脂質疾患学

がん、不妊症、免疫・神経・皮膚・代謝性疾患のメカニズムから臨床検体による診断、層別化まで

村上 誠,横溝岳彦/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです