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気分障害

きぶんしょうがい

いわゆるうつ病・躁うつ病などを含む気分変動を主体とした精神疾患.精神科診断基準(DSM-Ⅳ-TR)では,大うつ病性障害,双極Ⅰ型障害などにあたる.気分が大きく変動し,その制御感が失われるのが特徴で,著しい気分の落ち込み,あるいは高揚がみられる.経過は人によるが,躁うつ病はくり返すたびに頻度が増すことが多く,季節性うつ病は冬季にくり返されることが多い.また,うつ病は一度きりの場合から,反復する場合とさまざまである.(実験医学2010年9月号より)

精神疾患への統合的アプローチ

神谷 篤,神庭重信/企画

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

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