実験医学 キーワード集 検索へ行くボタン

胆汁酸

たんじゅうさん

哺乳類の胆汁中に多量に含まれるステロール誘導体の総称.グリシンやタウリンなどのアミノ酸により抱合を受けた形で多く存在する.食物中の脂質をミセル化することにより,リパーゼ類による消化,腸管上皮からの吸収を容易にする機能を有することが古典的に知られるが,血液中にも微量に存在しエネルギー消費を増やす作用などが近年報告されている.(実験医学増刊315より)

臓器円環による生体恒常性のダイナミクス

神経・免疫・循環・内分泌系の連関による維持,ライフステージに応じた変容と破綻

永井良三,入來篤史/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです