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赤痢菌

せきりきん

細菌性赤痢の起因菌.発展途上国を中心に年間1億数千万人が罹患し,100万人以上が死に至っている.抗生物質による化学療法が用いられているものの,多剤耐性赤痢菌の出現が問題となっており,また未だ安全なワクチンは開発されていない.(実験医学増刊3020より)

感染・共生・生体防御システム

ウイルス・細菌と宿主のクロストークからワクチン開発を始めとする予防戦略まで

笹川千尋,柳 雄介,大野博司,石井 健/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです