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鉄芽球

てつがきゅう

骨髄でつくられる赤芽球に,ヘムタンパク質と結合していない状態の鉄が沈着した血球のこと.ヘモグロビン合成は,通常赤芽球内のミトコンドリアで行われるが,鉄量が十分でも,鉄を利用してヘモグロビン合成を行う過程に異常がある場合には,鉄芽球の産生を伴う「鉄芽球性貧血」となる.(実験医学2016年3月号より)

病態を再現・解明し、創薬へとつなぐ 疾患iPS細胞

樹立より10年の時を経て難治疾患へ挑む

井上治久/企画

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです