頑強性
がんきょうせい
あるシステムが外乱や摂動に対して抵抗性を示す性質.側方抑制回路によって生み出されたNotch活性化細胞とDelta細胞の細胞比率は,外からの操作で比率が変わっても,自発的に復元される.このとき2種の細胞の構成比率は,比率を変える操作に対して頑強性を示すという.一方で,細胞の密度を変えると比率は変わってしまうため,密度に対しては頑強性を示さない.(実験医学2016年2月号より)
発見から100余年 Notchシグナルの新世紀
発生・再生から、がん・代謝性疾患まで拡がる舞台
解説は発行当時の掲載内容に基づくものです
本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです